にゅうがんおめでとう

学用品の名前つけしてたらこんな時間になりました。
さんすうセットは強敵でした。
昔よりはおはじきも数え棒も少なくなってる印象だけど、
それでも二時間近くかかったよー。

さて。
セカンド行ってきました。
基本的な見立てはやはり変わらないのですが、
今の主治医に聞いてもはっきり教えてくれなかった大きさやグレードを即答してくれたり、
センチネルは不要だとか部分切除の結果によっては後日全摘の可能性はあるとか
穏やかに分かりやすく説明してくれました。

どこで(誰に)任せるかってところに問題がいよいよ絞られてきてる感じですが、
悩むばかり。
診療内科の主治医(乳がん経験者)に言わせると、
「どこでも変わりゃしないよ」
だそうです。。。
まあ、センチネルやるかどうかなんて
些末なことかもしれないけどさ。
セカンドの医師が、
「切る場所は少いに越したことはないよ。
つい昨日見た新しいガイドラインでも、
センチネルはしない方向を強く推奨してるしね」
と、論文を見せながら話してくれて。
そう言われるとやはり些末とばかりも言い切れないのが本音です。

そんな経緯で病院めぐりを終えて子どもと合流。
なんだかくたびれたのでファミレスで夕食にしたところ、
ドリンクバーのジュースで「かんぱいしよー」と息子。
ここ数日は二人でなにか飲む度に、入学おめでとうって乾杯してるなあと思いつつ、
今日も「入学おめでとう~!」とグラスを近付けたら、
乳がんおめでとう~!」と返ってきました。
言われてみれば響きが似てるよなあ。
いろいろ生き方への思いは深まりつつあるので
おめでとうと言えなくもないのか、と
無理矢理前向きに考えてグラスを合わせた夜でした。
(子どもは最近駄洒落や落語に凝っていて、
単純に上手いこと言った!と得意気でした(^_^;))

ふわふわことば と ちくちくことば

学校一日目。
5メートルくらい一緒に歩いて
交差点渡ったところで見送りました。
初めての一人登校も振り返ることなし!
思った以上に小学校生活に馴染んだみたいで
ひとまず良かったです。

連絡帳やお手紙の受け渡しもバッチリで、
防犯ブザーと、おどうぐばこの中身を忘れずに、
と保護者への伝達もあり。
しっかりしてるなあ。

初日はどんなことしたのか聞きたいのにあまり教えてくれず。
「先生は産後初めての仕事が僕たちのクラスだったんだって」
と、担任の育休明けを得意気に教えてくれました。

母は外食する気満々のフライデーナイトでしたが、
子どものリクエストにより焼きそばとなめこの味噌汁を製作。
半分も食べぬうちに腹痛を訴え寝てしまいました。
便秘らしき。珍しい。
やっぱり緊張してるのかなあ。

子どもが寝たあと、息抜きに教科書を読みました。
実は新しい本の匂いが大好物なのです。
くんくん。癒される~。
道徳の教科書が三冊あって感心したものの、
内容が一部全く同じでちょっと白けます。
文科省と教委が作成したものは微妙でしたが、
出版社のものはなかなか秀逸でした。
質のいい短編集を読んでる感じ。
自分の時代のは、こんなに洒落がきいてなかったなあ。
登場人物も画一的で、擬人化された動物は出てこなかったし。

あ、でも、どちらだったか、
先達の言葉のひとつとして、
うちの会社の社訓が書かれてあったのには驚いた。
社長のオリジナルだとばかり思ってたけど、
パクりだったのかー!(笑)

楽しくいろいろ考えさせる道徳の教科書。
ふわふわことばとちくちくことばって書き方がしてあって、
いい表現だと思いました。
ふわふわことばは、「だいすき」「ありがとう」「すてきだね」。
ちくちくことばは、「ばか」「こんなこともできないの」「きらい」。

名前をつけて初めて、存在を認識できるものね。
小さな頃から言葉を名付けて区別するのは、なかなかいい教育かな、と。
相手の気持ちを考えなさい、と教えるだけより、ある意味わかりやすいかも。

病気の話、あんまりないですけど、
明日はいよいよセカンドです!
質問をまとめたいがまとまらない。。。
それで現実逃避だったのかもしれません。

入学式でした。

式の前に、土曜日のセカンド用に
病院へやっと書類を取りに行く。

車とスレスレの狭い坂道を通りまくって
電動自転車飛ばしたら、
病院まで10分かからないことに気づいた!
子ども乗せては無理だな。

15分くらいで親子で着替えて
学童に寄って荷物預けて入学式へ。
なかなか感動的な式でした。
温かい雰囲気と歓迎ムードにちょっと泣いちゃった。
こじんまりとしたいい学校です。

PTA、なんかやりたいけど病気でもいいのかなあ(^_^;)
イベント委員になってCAPとか暴力防止プログラムの講師でも呼んでやりたいよ。

担任の先生は1歳の子持ちの新任の方みたい。
今日は配布物の確認だけで精一杯感が。
病気のことも軽く話してみたけど、
「しばらくはお子さんも少し寂しいかもしれませんねー」と軽く返された(気がした)。
だって、ほんとにそれだけしか言わなかったんだもんー。
そうですね、としか言えないわ。

式のあとは子どもは学童へ。
私は会社。
先週、入学式のときに行事予定が発表されるので、
内容によっては追加で半休申請するかもしれないと伝えてあったので、
早い方がよかろうと早速来週のことを伝えたら、
神ってる上司が珍しく(?)、
「仕事、ついてきてよー?」と。
やっぱり異動早々休みすぎかなあ。

さっき、行事予定をじっくり見てたら、
再来週は個人面談あるらしいし!
三週連続休みはいくらなんでも社会人としてどうなの!?
でも出遅れたくないしなあ。
悩ましい。
空気読まないで休むべきか。。。

連絡帳、結果的に2ページ書いちゃった。
母子家庭のことと、病気のこと、
ちょっとだけ個人面談日程の探りを。

寝ます!

週末セカンドオピニオン行ってきます

お世話になった先生からお返事がきて、
急遽土曜日にセカンド行くことになりました。

途端に焦り出す(笑)

夕べは遅くまで『おっぱいがたいへん!』読み直してました。
一度目にはさらりと読み流してたところも、
二回目は妙に腑に落ちたり。
ここでこの先生が吹き出し外でこんなこと言ってたのはそういうことだったのか、とか
たかだか2週間くらいしか経ってないのに、
そこそこ知識が増えてきてんだろうかと
感心するやら。

昨日昼休みにがん相談ホットラインにかんがえてることを話して
ちょっと整理できたってのもあるかもしれない。
セカンド行くなら、
言い方悪いけど今の主治医よりレベルの高い先生に意見聞くのがいいと思うって言われました。
一理あるよな。

まだまだ現実に追い付かない感じだけどね。

それよりも!
セカンドオピニオン用の書類がまだ手元にないのだー。
本来、こないだの土曜午前中に取りに行くはずだったんだけど、
二日酔いで一週間ずらしていたのでした。
アポイントは土曜日朝イチなので、
かくなる上は、明後日の入学式前に取りに行くしかあるまい。。。

入学式遅刻は避けたいもんです。
なんとかしなくちゃ。

大いなる人生勉強?

朝一緒に登校。
保育園より少し近くて助かる。
一番乗りかと思いきや、開室時間よりも早く着いちゃった元クラスメイトがいた。
知ってる顔が続々登校してきて、
子どもは早くも馴染んでる様子。

来た道を戻り、家の前を通りすぎて駅へ向かう。
通勤時間が長くなり、軽く読書できるようになった。
電車内では乳がんの本は読んでないけど。

初日だからか仕事ものんびり。
帰りは雷雨になり、自宅に寄って長靴を取ってきたけど、
学童に着いたら見事に止んだ!

初日の感想を訊いたら
「人生ゲームしたよ。男の子が生まれました、1000円もらう。女の子が生まれました、3000円もらう。女の子の方がすごいんだね、お母さん!」
との返事。

後日世話好きな二年生の男の子に訊いたら、
最初の3日くらいは一年生オリエンテーションと銘打って、
いろんなゲームをみんなでやるらしい。

人生ゲーム、なつかしいなあ。
仕事は何かしたの?と訊くと、
「社員になりました」

世知辛いこの社会で、社員になれたとは素晴らしいですな(笑)

お花見の話題は

起きたら10:30だった(^_^;)
洗濯もそこそこに、近所の公園へ。
一昨日の食事会で近くの席になった数人と、
お花見の約束をしていたのです。
集まってから気づいたけど、
シングルマザー家庭が2組、
シングルだったけど再婚したステップファミリー1組、
訳あって母ではなくお祖母ちゃんに育てられている家庭1組という、
いわゆる両親と子どもで暮らす『普通』の家庭が一組もない集団での花見会でした。

明日に控えた学童と小学校についての話がやはり中心でしたが、
それ以外の話題は婚活話だったというのが
特徴的でしたね。
一般的なママ友の会話じゃないよね。

いつから婚活始めるかって話の流れで病気のことも話したけど、
いつでも頼ってくれていい、と口を揃えて言ってもらえたのが嬉しかったな。

ふわふわする日

昨日は保育園最後の日で、今の部署も最後の日でした。

お別れ会の後、クラスのみんなで食事会をして、
席の並びが良かったのか、
7年振りくらいに気持ちよく酔っぱらいました。
11杯までは覚えてます(笑)。

今日は一日二日酔い。
起きて暫くは調子がでなかったけど、
午前中のんびり過ごしたら意外と大丈夫だった。
軽く身体がふわふわする感じで
楽しかったです。

午後、カウンセリングで病気のことを話しました。
仕事のストレスを回避できることが濃厚になった今だから、
がんも安心して(?)レントゲン写真に写れたのかもしれない、とか
今までのやり方ではいけないと知らせて生活をスローダウンさせるためにはこの病気が必然だったのかもしれない、とか
考えてきたことを話すうち、
自分なりに病気が見つかった意味やタイミングを整理できた1ヶ月だったのかも、と思えてきました。

カウンセラーからは、
「告知から今までで自分なりに知識を得てここまで整理できてることに安心した。
このまま信じていけば問題ないんじゃない」と、
太鼓判をもらいました。
二年前、某カウンセラーに『ガードが硬い』と匙を投げられたこともあったんだけど、
何だったんだろうね。
イメージを重視してそのなかで行動することで過去をとらえ直そうというかつてのやり方よりも、
言葉のやり取りや会話のなかで過去やイマヲとらえ直す今のやり方の方が
私に合っているということなんだろうな。

夜は、家具屋さんに子どもの教科書をしまう収納棚を見に行きました。
あいにく欲しいものが品切で買えなかったけど、
気分を変えるために新しいテーブルクロスやランチョンマットを子どもと二人で選んだり、入院グッズも少し買いました。

春だし新学期だし、
眺めて気持ちの上がるものに囲まれないとねー。