病院決めまでの道 その3 ~バッサリ、全摘!?

ってことで。

サードです。

 

電話で予約をお願いしたスタッフOさんに案内してもらい、

 いざ診察室へ。

 

石灰化のマンモ画像を見て、医師曰く

「うーん、3.6・・・3.7あるねー。

(自分で自分の胸の下部を指して)位置はこの辺ですね。

これは部分では取り切れないかなー」

え?

「うん、私だったら全摘しますね。全摘!」

・・・そんなバッサリ言い切る。。。言葉だけで既に切られた気分だ。。。

「ん? 待てよ・・・この端の方にも(石灰化)あるね。

これはファーストの先生は知ってるのかなあ」

なぬ!!??

 

思わず一緒にマンモ画像を覗き込むと、

確かに、バッサリ先生の指さす先には、

これまで誰にも指摘されなかった石灰化らしき点々が!!

 

「この石灰化が癌だとは断定できないけど、

癌じゃないとも勿論言い切れないよね。

まあ、どちらにしても、

部分切除ではふわっとしか取れませんよ、ふわっとしか。

ふわっと取って『良かったねー』って放射線かけて、経過観察せっせとして

・・・まあ、5年は大丈夫かな。

8年後くらいにね、浸潤して見つかりますよ、取り残し。

もしくはこいつかもね(と、ノーマークの石灰化をまた指さす)」

またバッサリと。ふわっと、って何だ、ふわっとって!!

 

「まあ、この所見の非浸潤で全摘はやりすぎくらいの施術かもしれないけど、

整容性しかり、コメド(面皰)所見しかり、

総合的に考えるとね、まあ結論は自ずと決まってきますね。

以上ですがいいですか?」

「全摘再建」という揺るがしがたい単語に翻弄されつつ

サードオピニオン終了。。。。

 

会計まで案内してくれたOさん(この方も患者経験ありだった!)は、

「もし再建ってことになったら、

ここの形成外科の先生は再建ばかりやってるような

状況の方だから相談に乗ってもらうといいですよ。

そのときは連絡してね。じゃあね、よく考えて早めに決めてね」

と、フォローになってるようななってないような情報を下さった。

 

本来はこっちがメインのつもりだった

子どものケアは、今日はプログラムの申し込みと資料だけもらえた。

(この資料、かなり詳しくて重宝です)

 

さて三人の意見が集まった今、ここで整理してみます。

ファースト:

当初は部分切除。 

今は変わって

①部分(部分のつもりが結果全摘の可能性含む)or ②全摘

センチネルは必要

セカンド:部分切除、センチネル不要

サード:全摘、センチネル不要

って感じか。

 

うーーーん、全摘かーーー?

また悩むー。

 

つづく

 

 

 

合間に、患者会に電話相談しました。

夜間に小1時間じっくり話を聞いて聞かせてもらって

なんだかちょっと落ち着けました。

その日対応してくださった方は、再発した時の病変の場所が

私と同じ乳房下部だったそうで、

「切除後はどんどん垂れてくるよー」とリアルな状況が聞けて

怖いというより逆に安心した感じ。

ここは今後事務所を閉鎖することが決まっているそうで、

新規会員が参加できる患者会の開催はないそうです。残念。